独自ドメインのメールアドレスをGmailで運用する方法を紹介します。
例ではお名前.comですが、受信設定以外は他サービスでも共通です。*1
必要なもの
メリット
- 独自ドメインの運用費以外にはコストが発生しない→タダ
- (多分)無限にアドレスを追加できる
- ドメイン提供者のwebメールやメールクライアントソフトでなくGmailで一元管理できる
- 今までのGmailアドレスもそのまま使える
- メールサーバーの用意不要
デメリット
- 普通に使っていれば特になし*2
受信設定
独自ドメイン宛てのメールをGmailで受信できるようにします。
- お名前.comのドメインNavi(管理画面)にログイン
- [オプション設定]タブを選択
- 転送Plusにある[メール転送設定]のリンクの先で[設定する]ボタンをクリック
- この画面から独自ドメインのメールアドレスを設定していく
[転送先メールアドレス]はGmailにする
送信設定
Gmailから独自ドメインアドレスでメールを送信できるようにします。
アプリパスワード
Googleアカウントヘルプを参考にアプリパスワード生成
生成したパスワードをメモしておくGmailの歯車ボタンから[設定]を選択
- [アカウントとインポート]タブを選択
- [メールアドレスを追加]をクリックすると黄色い画面が出てくるので次のように設定
1個人1ドメインの時代
ユーザー名
ユーザー名(@より前の部分)を何にするかちょっと悩みます。
また、いくらでも作れるので用途ごとにアドレスを作成しても面白いですね。
いくつか考えてみました。
メールアドレス | 用途 |
---|---|
mail@domain.com | 無難な感じ |
onetime@domain.com | その場限りで使いたいサービス登録 |
recruit@domain.com | 逆求人、就活 |
billing@domain.com | 支払い |
public@domain.com | 公共サービス |
finance@domain.com | 金融サービス |
school@domain.com | 学校 |
work@domain.com | 職場 |
私の場合はドメイン名がtaro.yamada.comのような感じなので all@taro.yamada.comとかだと全俺感が出ます。はい。
Gmailのエイリアス機能を使っても似たことはできるため、このように切り出すことに目新しさは無いかもしれません。
+記号を使わずに済む分、バリデーションで弾かれるサービスの登録には使えることでしょうか。
企業でいうとsales@company.com のように、「この宛先ならこの部署」の個人版ができるのがいい感じです。
一応使い方を挙げると下記のような感じ?
- メインのアドレスを教えたくない場合使えます。*3
- 「支払い」「子育て」のように宛先に応じて重要度を高いメールの整理ができます。
- 家族など関係者に自動で転送する設定にすることもできますね。
- 受信したメールに対してフィルタをかけるでなく、先手を打てる!